すべてはパーフェクト・・・ご来場ありがとうございました

「子どもたちの笑顔のためにチャリティーコンサート」へ

ご来場くださいました皆様、「本当にありがとうございました。

 

チケット代の一部を、

被災地の放課後学校「コラボ・スクール」の緊急学習サポート募金へ

寄付させていただきました。

 

 

被災地の子どもたちは、

つらい思いを乗り越えることで、強さやたくましさ、そして、優しさを身につけ、

新たな時代を築き、リードする存在となることと思います。

そんな子どもたちに、これからもエールを送り続けていきたいと思っています。

 

今回のコンサートも、

私にとって、いろいろな意味で、大きな挑戦でした。

 

今回は、同じ日に市内の別のホールで森公美子さんのコンサートがありました。

市内で開催されるコンサートは、あまり多くありません。

何もわざわざこのような日にコンサートを開かなくても、

と思われた方も多かったのではないでしょうか…。

 

私も、夏に森公美子さんのコンサートのチケット発売を知ったとき、

他の日の方がよいのではないかと思いました。

そこで、ホールが空いている日を調べましたが、

クリスマス前の別の休日でホールが空いている日がありませんでした。

 

今回は、クリスマスの歌を歌いたいという思いがあり、

どうしてもこの時期にコンサートを開きたいと思っていました。

 

このような状況になったことにも何か意味があるのだろうと思い直し、

たとえ来てくださる方が少なくても、

その方たちのために精一杯演奏しよう。。。。

 

そんな思いで、開催を決めました。

 

とはいえ、

来てくださる方があまりに少なかったら、

チャリティーとして意味を成さないのではないか…

来てくださった方が嫌な思いをされるのではないか…

いろいろな思いが浮かんできたりしました。

 

そして、ついつい「もっと、もっと…」と考えてしまう自分に気づきました。

 

私たちは、本当に大切なものを見つめることをしないで、

気づかないうちに、目に見えることのみにとらわれがちです。

特に、目に見える数字にこだわってしまうことが多くある。。。。。

身長、体重、年齢…

食べ物に対しても、何カロリーとか、何十品目とか…

 

コンサート開催については、

会場のキャパがどれだけで、

満席でないと…、せめて二分の一は…、せめて何人は…

などといったことにとらわれてしまいがちです。

 

そして、それに足りなければ、

自分に価値がない、開催する意味がない、と・・・

 

このことに気づいた時、

本当に大切なものは別のところにあり、

大切なものはすべてパーフェクトに受け取っているのだということに気づきました。

 

今回のコンサートを通して、

これからも関わらせていただくことになりそうな方々との出会いがありました。

 

また、今回ご来場くださった方々は、

どの方も私のコンサートを楽しみに来てくださった方ばかりで、

会場がとても温かい雰囲気で包まれていました。

 

私には難しいと思われる曲に挑戦しましたし、

これまで演奏したことのないジャンル・曲もたくさんあり、

プログラムの上でも、

今の私の「限界への挑戦」を掲げて舞台に立ったようなコンサートでした。

 

もちろん、それが楽しくもあったのですが…。

 

 

それでも、

テレビの画面に映し出される

フィギュアスケートの選手の皆さんが

果敢にジャンプに挑まれる姿にパワーをいただいて、

自分を奮い立たせていました。

 

そうでなければ、成し遂げられないくらいの挑戦でした。

 

そんな「限界への挑戦」を見守っていただくためにベストな方々が

あの日の会場にお集まりいただいていたのだと思います。

会場の皆様の温かく純粋な想いがあったからこそ、

皆様から受け取った大切な時間と大切なお金に見合うだけの、

いえ、それ以上のものを皆様に受け取っていただきたいという願いが私の中で大きくなり、

それに突き動かされるかのように、演奏していました。

 

来てくださった方々とご一緒させていただいたあの素敵な時間は、

きらきらと輝く思い出となって、

これからも一生、

私の心の中に生き続けることと思います。

 

温かく見守り応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。