近所で、発掘調査が行われているようです。
縄文時代の土器が出土したとか…
縄文人というと
きちんとした家に住まず、その日にとれたものを食べる…
原始的な、野生の動物たちに近い生活をしていた人たち
というイメージがあるのではないでしょうか。
でも、日本全国から出土しているという縄文土器には、
写真で見ているだけで引き込まれそうになるような、
繊細で素晴らしい装飾が施されています。
このように精巧で丈夫な土器は、
非常に高度な技術を持っていなければできない。
現代の陶芸家でもできないと言われているとか…
縄文人が、焚き火くらいしかしていなかった人たちであったのなら、
つくることができるわけがありません。
縄文の人たちは、
高度なテクノロジーを持ち、とても精神性が高かったという説があります。
物質にまったく執着せず、
土地はみんなのものという感覚で、気候は温暖で、食べ物に困ることもないから、
すべてに感謝し、みんなで共有する。
自然から借りたものは自然に返し、
すべての人が家族と認識し、
子供は、みんなの子供として、愛情をもって育てられる。
物をため込む必要も
競争する必要もなく、
いかにこの瞬間を、
愛と感謝に満たされて楽しく生きるかにフォーカスしていた。。。。
真実は、私達が学んできた歴史とは異なるものなのかもしれませんね。
縄文の文明は、
お金を中心とした物質に執着し、競い合うことで疲れ果て、
未来に大きな不安を抱えている…
そんな現代の生活から方向転換することは可能だと
伝えてくれているのかもしれません。。。。