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発達“障害”なのでしょうか…?

「発達支援コーチ」の講座を受講しました。

昨年3月に初級の講座を受講し、今回は中級の講座でした。

 

 

参加者の皆さんが、どんどん変化され、

表情が明るくなり、キラキラしていくのを見て、

感動しました!

 

ある方は、

階段を上り下りすることが難しく感じておられ、

手すりにつかまらずにには下りることができなかったのですが、

ワークをした後は、両手を離してとってもスムーズに上り下りできるようになり、

とっても嬉しそうでした。

 

1週間、2週間と時が経っても、元の状態に戻ることはなかったようです。

 

 

別の方は、

針に糸を通すのが難しいとのことで、

目がよく見えないことが原因かも…とおっしゃられていましたが、

ワーク前は、糸が通るまでに58秒かかったのが、

ワーク後は、なんと!2秒になりました。

 

 

もちろん、

すべてにおいてその場で画期的な変化が見られるということではありませんが、

他にもいろいろと、変化が見られましたし、

ワークがとっても楽しいので、

わくわくしながら参加することができました。

 

 

 

私の場合は、

パソコンで作業をする時の首や肩の痛みが軽減し、

洋服にタグがついていてもあまり気にならなくなり、

横書きで文字を書く時に、右上がりになってしまうのが大きく改善され、

腰の痛みが、今のところなくなっています。

 

 

これらのことが、

「発達」と関係しているなんて思っていなかったですし、

講座に参加した動機は、

子どもたちの発達についての情報を得たいからということだったのですが、

もちろんたくさんの情報を得るとともに、

自分の体の変化を感じることができたので、

参加して本当によかったと思っています。

 

 

 

講座を通して、

 

「発達」のための、体を使った遊びの重要性

 

人は、一生発達し続けるものだということ

 

を再認識しました。

 

 

 

考えてみれば、

今の子どもたちは、「発達」する機会があまりない環境の中にいます。

公園や小学校からは遊具がどんどんなくなり…

“不審者”対策などの理由で、外で思い切り遊ぶことを制限され…

好奇心からしたことで、こっぴどく叱られたり、大問題になったり…

 

もともと凸凹があるのが人間で、それは特性だと思いますが、

「発達」しにくい状況の中で育つことで、

生きにくさを感じるレベルのものになる可能性が高いと思います。

 

それを、

凸凹が大きい、こうあるべきという枠にはまらないからという理由で、

“障害”としていることがあるのではないでしょうか…。