男性と女性では、
特性や考え方などが、全く異なります。
そのために、いろいろなすれ違いや時にはトラブルが起きます。
女性は、感覚的な人が多いので、
論理的に解決しようとする男性の言うことを受け入れることができなかったり、
お互いに理解が難しかったりします。
でも、
相手には相手の思いがあると認めると、
自分が気づかなかった大切なことに気づくことができたり、
ひとりで考えたり、行動したりしていた時より
よりよい状況を引き寄せることができたりします。
それぞれの良さを認め合うことができたら、
1+1が2ではなく、無限大・・・
例えば、子育て中のスキンシップにおいても、
効果、役割が異なるそうです。
女の人(お母さんを含みます)は、
一対一の安定を与えてあげられる。
自分を好きになる、相手を信じるといったような。
お母さんというのは、「あなたの味方だよ」といった感じの、
安定感、安心感を与えてあげる存在でもありますよね。
それに対して、
男の人(お父さんを含みます)は、社会的に必要なものを与えてあげる。
社会性を学ばせてあげる。
そう言われれば、触れ方も女の人と男の人では違います。
女の人は、ぎゅーってする感じが多いですが、
男の人は、高い高い(上げたり下げたり)とか、揺らしたりとか、時には振り回したり…
自然にそういうことをします。
子どもにとっては、
両方をしてもらったら、
自分を愛し、人を信じることになって、
社会性も育つということになります。
だから、
もちろん手伝ってもらうこと自体は問題ありませんが、
女の人が、男の人に
「そんなことしてないで、これ手伝って…」などと言ってしまうのは、
せっかくの子どもの発達のチャンスを逃すことになってしまうこともあるのです。
男の人の感性を信頼する、ということも大切なことなのだと思います。
そして、子どもにとっては、
いろいろな人に触れてもらう、愛情を受け取るということは、
幸せなことであり、発達を促進する効果もあるということになります。
念のためお伝えしておきますが、
誰にでも触れてもらいさえすればいいというものではなく、
効果があるのは、
“その子のことを愛している人に触れてもらう”ことです。