4月だからでしょう。
このところ、育休があけて職場復帰した頃のことをよく思い出します。
教員でしたから、新学期のはじめ、
息子が1歳になる前に復帰しました。
出産前と合わせて、1年と20日間の産休・育休でしたが、
育休がなく、産休しかなかった頃の先輩方のことを思うと、
とても有り難いと思っていました。
それでも、
まだまだ子育てだけをしていたいと思いましたし、
こんなに幼い我が子より仕事の方が大切なのだろうか…
という葛藤もありました。
息子に寂しい思いをさせることに対する罪悪感もありました。
どんなに幼くても、きちんと伝えれば分かってくれると思っていましたので、
赤ちゃんの頃から、どんなことも息子に話すようにしていました。
急に母親がいなくなったら、悲しむだろうと思い、
復帰の日が近づくと、
「お母さんは、あと○日でお仕事へ行くよ。でも、○○(息子の名前)のことが何より大切だからね」
などと、毎日息子に話しかけていました。
泣きながら後追いをするのを振り払うように出かけることは、
できるだけ避けたいと思いました。
そのためにできることはないかと考え、
朝4時頃起きて、家を出る前に、
1時間半から2時間程度息子と一緒に遊ぶことにしました。
自分がしたいと思うことは、
無理なように感じることも結構できるものです。
一緒に遊んだ後、
「それじゃあ、学校へ行ってくるね」と言うと、
息子は、泣くことなく、「バイバイ」と手を振って見送ってくれました。
そして、
夕方近くになるとよく言っていたらしいです。
「こうして我慢して待っていれば、お母ちゃんが帰ってくる」と…。
生まれてくれてありがとう
私の子どもとして生きてくれてありがとう
息子を想うとき、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになります。。。。
そして、
寂しい思いをさせないようにと、いつも息子のことを第一に考えてくれた家族、
愛情深く、温かく見守ってくださった保育士さんたち、
子育て中の私へ温かな心配りをしてくださった職場の方々、
本当にありがとうございました。。。。