
紫色のブロッコリーをいただきました。
花蕾が少し紫がかっている物は、これまでにも見たことがありますが、
こんなに鮮やかな紫の物は、初めて見たので、びっくり。
ゆでてみたら、緑色になったので、またびっくり。
ゆでる前を見ていない人は、
普通のブロッコリーだと思うことでしょう。
調べてみると、
紫色のスティックブロッコリーで、
イタリア野菜の1つ、“パープルスプラウティング”という種類のようです。
スティックブロッコリー?
花芽が枝分かれしやすいように品種改良されたもので、
小分けする手間がいらず、味にクセがないので、いろいろな料理に使うことができるとか…。
私が住んでいる地域は、ブロッコリーの産地なので、
作っている方からいただいた時に食べるという感じで、
お店で買ったことがないんです。
いつもいただくのは大きなブロッコリーなので、
この紫のブロッコリーを見て、
小さく枝分かれしているのも、珍しいな…と思ったのですが、
緑のブロッコリーでも、スティックブロッコリーというのがあるんですね。
紫色は、色素のアントシアニンだそうで、ゆでると緑色になるそう。
でも、マヨネーズをかけたら、少し紫色に戻ったりもして、
「緑色になっちゃった~」「紫がもどった~」
と、驚きの連続。
とても美味しかったですし、楽しい食事の時間になりました。
紫のブロッコリーは見栄えが悪いという理由で
これまであまり市場に流通しなかったということもあるそうです。
でも、ブロッコリーは、寒さから身を守ろうとして、緑から紫に変色するそうで、
ブルーベリーの成分と同じアントシアニンが作られることで、
甘みも栄養価も増すのだとか…。
「ブロッコリーは、緑がいい」という思い込み。
世の中、知らないことや思い込みがいっぱいだな、と改めて思いました。
でも、
だからこそ、楽しいことや感動すること、喜びもいっぱいあるのですよね。