とっても素敵なお便りをいただきました。
こんばんは。お元気ですか?
今、今日、まさにリアルタイムで悩んでいた問題について、ブログアップされていたので、
メッセージを書かせていただこうと思いました。
離れていてもいつでも見守っていてもらっている気持ちです。
本当に不思議なものですが…
息子を音楽教室に通わせはじめてそろそろ一年。
通い始めたのは、2歳になったばかりの頃でした。
「仕事復帰まであと一年。二人目を望むにしろこのまま復帰するにしろ、息子と一対一で思いっきりふれあえるのもあと一年。なにか親子で楽しめて、息子のためになるものはないかな?」
と思い立って始めました。
はじめの頃は二人で音楽にふれあう楽しい時間でした。
しかし2歳にもなると自我が芽生え始めます。
特に感受性の強い息子。いやなものはいや!やらない!という性格です。
音楽を楽しんではいるものの自分なりの楽しみかたでやりたい、集団行動、先生の言うことをきく、先生の言われたように音楽活動することができなくなっていきました。
周りの生徒さんにも授業が進まず迷惑をかけているし、いつやめようか、でも音楽をやらせたい、いつか授業の流れにのって活動できるのでは、という葛藤を半年ほど続けていました。
普段の彼なら、早い段階で音楽やりたくない!と拒否するのに、音楽教室に関してはなんとなくやる、やらない、という思いを濁していました。
もしかしたら、私が息子と音楽をやりたいと思っている思いを感じ取って、私の思いを叶えようと一生懸命付き合ってくれたのかもしれません。
そんなことにも、ブログを読んではっと気づかされました。
「なんで先生の言うようにできないの?ふざけちゃだめだよ!」と教室から帰ってくると私に怒られること、教室内でも、きちんとできる女の子と比べられて「○○ちゃんみたいに頑張ろうね!」「○○ちゃんはちゃんとやってるよ!」と音楽教室の先生に比べられることが、彼のプライドを傷つけていたのかもしれません。
今日「音楽(教室)やだ。ママが怒るもん。●●(息子さんのお名前)がキャーキャー言っちゃって。」
と初めて伝えてくれました。
それでもまだ他の教室の子と比べてしまって、●●もこのままやらせたい、でももう限界だ、と思うのにまだやめさせたくない思いと戦っていました。
そのように悩んでいたところに、るうなさんのブログが目に飛びこんで来ました。
るうなさんのブログを見て、音楽教室をやめる決心がつきました。
本当にありがとうございました。
本当に不思議なもので、私が悩んでいると、こうして道しるべを示してくださいます。
話は変わりますが、私自身、アパートに電子ピアノを迎えました。
子育てもまず一段落、ピアノを弾く時間がとれるようになりました。
息子もピアノや音楽は好きで、ヘッドフォンを奪っては私の弾くピアノを聴いています。
音楽教室に通わなくったって、こうして音楽にふれあうことはできる。コンサートだってある。
私自身が音楽を楽しんでいれば、息子もやりたい時はやりたいと言い出すだろう、そのくらいの気持ちでいたいと思います。
ブログを読んだあと、この半年、今まで何にこだわっていたんだろう、音楽教室に子どもを通わせているステータスだけにしがみついていたんだな、と今までにない清々しさで心軽やかに振り返っています。
本当にありがとうございました。
またブログやホームページ楽しみにしています。
Mさん、素敵なお便りを、そして、素晴らしい気づきをシェアしていただき、
ありがとうございます。
私のブログがお役に立ったと知り、とても嬉しいです。
読んでいたら、おふたりの様子が目に浮かび、思わず涙が・・・。
息子さん、自分の気持ちをしっかりと表現できるようになって素敵ですね。
ママが弾く音楽をヘッドフォンで楽しそうに聴いている姿、微笑ましいですね!
気持ちを伝え合うことのできる親子関係も素敵です。
そして、ピアノを弾く時間をとることができるようになったというのは、
これまでしっかりと息子さんと向き合ってきたからこそですね。
お便りを読ませていただいていて、私も息子のことを思い出しました。
祖母(私の母)から、「お母さんのように、ピアノを習ったらどう?」と言われた息子は、
「ばあば、ぼくはお母さんの子でもあるけど、お父さんの子でもあるんだよ」
と答えたそうです。
このことを聞いて、「うまいこと言うわ~」って、家族みんなで大爆笑!
結局、音楽は何も習うことはなかったのですが、
ご機嫌な時は、楽しそうに歌ったり踊ったりして、
そんな様子を見ると、すごく嬉しくて、癒されていました・・・。
自分が気に入った歌を私に聴くようにすすめてくれるようにもなり、
感動を共有できることも嬉しかったですし、私の音楽の幅も広がりました。
そして、息子が興味を持ったものは、たいてい私には縁がなかったものばかりでしたから、
いつも知らなかった世界をちょっぴり垣間見させてもらい、新しい気づきがたくさんありました。
Mさんと息子さんにも、ますます素敵な出来事がたくさん待っていることでしょう。
とても嬉しいお便りを、ありがとうございました。
またベストなタイミングでお会いできることでしょう。
その時を楽しみにしています。。。。。