カテゴリ:歌を通して



息子の就職先が決まり、新しい生活の準が始まりました。 とても嬉しいのと同時に、意外なことに、ちょっぴり淋しい気持ちになりました。 大学入学時から一人暮らしをしていましたし、 息子には、本人の思う通りの人生を生きて欲しい… 就職後も当然家に帰ってくることはないだろう… と思っていましたから、 息子に対して“淋しい”という感情を持つことは、...
私は、数年前まで、童謡の『かなりや』を最後まで歌ったことがありませんでした。 そして、歌詞を理解しながら聴いたこともありませんでした。 最初の部分の「歌を忘れたカナリヤは うしろの山に捨てましょうか」 という歌詞を聴いただけで、 怖い歌だと思ってしまっていました。 教員になって数年経った頃、声帯ポリープを患い、...
「涙そうそう」は、森山良子さんが、 沖縄の石垣島出身のバンドBEGINに依頼して作曲された曲で、 森山良子さんのもとへ送られてきたテープには、 「涙そうそう」というタイトルのみが書かれていたそうです。 「涙そうそう」が、沖縄の言葉で、「涙がとめどなく溢れる」という意味だと知った森山良子さんは、 それまで心の中に封印してきた、...
♪川の流れのように(秋元 康 作詞/見岳 章 作曲) 「川の流れのように」が収録されている 美空ひばりさんの『川の流れのように~不死鳥パートⅡ』というアルバムは、 「自分の歌から遠い若い世代の人たちにメッセージを残したい」 というひばりさんの意向で作られたものだそうです。 「川の流れのように」は、シングルカットもされました。...
童謡は、大正時代に、 「もっと自由で豊かな、子供の心に響く音楽を」ということでつくられ始めたとのことです。 そして、その時代に一流と言われた詩人や作曲家の人達がたくさんの童謡をつくったそうです。 このことは、外国の人たちに随分驚かれたようです。 すばらしい文化財である童謡を歌い継いでいきたいと思い、...
マスカーニ作曲のオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲として人気があった曲に、 後になって、マッツォーニが歌詞をつけてできた「アヴェ・マリア」 世界で最も美しい間奏曲と言われている曲だからこそ、 オーケストラでの演奏はもちろん素晴らしいけれど、 歌うことができたら、もっと素敵・・・との想いが歌になったのかな と思っています。...
♪きよしこの夜 ナポレオン戦争でヨーロッパが徹底的に破壊されてしまった頃、 他の国に支配されて、とても厳しい状況の中で、 少しでも人々に希望を与えたいとの願いから生まれた曲だそうです。 アイリッシュハープ弾き歌いの映像です。 ハープの素朴な生の音色をいかすようにマイクを設定してくれていますので、...
[想うこと]  · 2017/07/07
子供の頃、七夕が近くなると、庭に飾った大きな笹飾りと星を見ながら、 「たなばたさま」の歌を歌っていました。 そして、 後で、その笹飾りを海に流しました。 心を込めて美しく飾った笹が、波に揺られて遠ざかっていくのを、 神聖な気持ちで眺めていました。 今は、海に流すことはできませんので、...
スタッフとしてコンサートのお手伝いをしてくださった方が、 「『死んだ男の残したものは』から歌声が変わった」 とおっしゃっておられたとか…。 この歌を歌っていた時、 会場のエネルギーが変わったのをはっきりと感じました。 他の方がこの歌を歌われるのを聴いた時にも、 同じように、エネルギーが変わったと感じたことがあります。...