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誰もが、自分のしたいことをして生きることができる…

自分のしたいことができるなんて、うらやましい…

 

私には無理…

 

などという声を、

直接、あるいは、間接的に聞くことがあります。

 

 

私も、以前は同じように思っていました。

 

 

でも、

「そんなふうに思っている自分」がいる限り、

したいことをすることができる時は来ないのだと思います。

 

 

周りの人たちもみんな応援してくれて、

 

経済的にも不安がない状況になり、

 

新しく始めたことが必ず成功するとわかっていて、

 

 

すべての条件がそろったらやってみるのに…

と思っているとしたら、

いつまで待っても、そのような時はやって来ないことでしょう。

 

 

まずは、

自分が“決心する”かどうかだと思います。

 

不安そうにしている人に向かっては、

「大丈夫。やってみるといいよ」

とはなかなか言えないと思います。

 

ですから、覚悟や固い決意がない場合、

周りの人から反対されることも多くなります。

 

そして、さらに不安になってしまいます。

 

反対に、固い決意を感じれば、

応援してくれる人が出てくると思います。

 

 

そして、いきなり大きなことを始めようとするのではなく、

「これならできそう」という規模のものから始めることも大切だと思います。

 

大きなことへ挑戦するには、不安も大きくなります。

恐怖や不安の感情は強いので、

現実化しやすくなります。

 

現在、別の仕事に就いていて、

辞めてしまった後のことを考えると、経済的に不安な気持ちが出てくるというなら、

辞める前に、両立できる範囲で始めてみるのもよいと思います。

 

好きなことに対してなら、忙しくても何とか時間を作り出すことができるものです。

 

 

ただ、

「やりたいこと」というのが、

他の人よりいい生活がしたい、

他の人にうらやましがられたい、

有名になりたい、

格好いいかから…

など、エゴからきている「やりたいこと」の場合は、

なかなか上手くいかないようです。

 

 

流れるようにスムーズに進む、

というのが、「そのまま進んでいいですよ」という合図だと思います。

ですから、

誰かを犠牲にして…という状況というのも、

本来の進むべき道筋からははずれてしまっているのかなと思います。

 

 

例えば、子育て中は、

子どもさんに関係することを優先することが多くなります。

この時に、子どもさんを犠牲にしてでも

やりたいことをやればいいということにはならないと思います。

 

子育ては、人を育てるという、とても大きくて大切な役割を担っているのですから、

まずは、子育ての中に喜びや楽しみを見つけながら生活をする。

もちろん、子育てとうまく折り合いをつけることができれば、

自分がしたいことも、どんどんしていいと思います。

 

子育ては、永遠に続くわけではありません。

そして、子どもたちは、お母さんの幸せを願っています。

ですから、子どもさんがある程度の年齢になった時には、

お母さんを応援してくれるようになります。

また、子育て中に経験したことが、後になって役に立つことも多いです。

 

ベストなタイミングが来た時には、

誰を犠牲にすることもなく、やりたいことをやることが可能になります。

 

 

世間一般に言われている幸せや“勝ち組”と言われるようなことではなく、

 

その時、その時で、

 

“自分が幸せだと感じる”ことを積み重ねていった先でこそ、

 

自分だけの素晴らしい人生を生きていることに気づくことになるのではないでしょうか。。。。