
聖母マリアの聖地と言われるロレートも、心に残っています。
世界中から信者が集まる巡礼地です。

バスでロレートへ向かう途中、彩雲が…。
要塞に囲まれた大聖堂は、すごい存在感


ホテルの窓からも見えました。
大聖堂の入り口



大理石彫刻で覆われた中に、
ナザレで聖母マリアとその家族が暮らしていた家がありました。
受胎告知も、この家で受けたそうです。



撮影禁止だったので、写真はありませんが、
中に入ると、カトリックの大聖堂とは全く異なる古代の雰囲気で、
神聖な感じがしました。

大聖堂前の広場に通じる通りには、お土産物屋さんがたくさんありました。
あるお土産物屋さんでは、
店員の若い男性が、
私たちが日本人と知ると、
「ぼくは、『なると』と『ワンピース』が好きです。
日本の“マンガ”は、イタリアでとても有名なのですよ」
と 教えてくださり…
ジュエリーショップに入ると、
脚が痛くてつらそうな様子の女性が椅子に座り、
息子さんが私たちの対応をしてくれたのですが、
その息子さんがテノール歌手ということを知り、
私はソプラノ歌手ということで、
ちょっぴり盛り上がったり、
女性が、膝がとても痛そうなのに、私との話が通じないので、
わざわざ椅子から立ち上がり、ゆっくり大きな声で
「パーパなのよ!」と言いながら写真を見せてくださり、
教皇が2回訪問なさったことを熱心に伝えてくださったり…。
そして、一緒に行った友人が、
「他のお店で、これまで日本人が来たことがあるかを尋ねたら、
私たちが初めてだと答えたんだけど、本当かしら…」
と言い出したので、
このお店でも尋ねてみました。
すると、やはり、
「日本人は初めてだよ。どこから来たのか尋ねた人の中ではね」
ということでした。
そのお店で、素敵なブレスレットを
見つけました。
値段を尋ねた時、
随分高い値段に聞き間違えてしまい、
男性の店員さんに、
「それだけ払ってもらってもいいけどね…」
と大笑いされてしまいました…。
ロレートらしく、
バラのモチーフの裏には
マリア様が…。


お店を出る時には、女性がとてもやさしく温かなハグをしてくださいました。
心温まる、とても楽しいひとときでした。

大聖堂の裏からは、アドリア海が見えました。

大聖堂の中では、こんな写真も…。びっくり!!